以前ご紹介させていただいた、「まぼろし博覧会」から引き続き、姉妹館である「怪しい少年少女博物館」にもクラレポは取材に行っていたのだ。
「怪しい少年少女博物館」はレトロで可愛くてグロいをコンセプトにしているようだ。
さっそくご紹介していきたいと思う。
1.怪しい少年少女博物館ってどんなところ?
怪しい少年少女博物館は、以前ご紹介させていただいた「まぼろし博覧会」からほど近い国道沿いに存在している。
まず、外観からインパクトがあるので、何も知らずにドライブしているとお茶とか噴き出してしまうレベルなのだ。
巨大なペンギンのオブジェがお客様を歓迎しているのだ。
恐らく、このオブジェに気づかずに運転している奴の方が、頭がどうかしているだろう。
- 衝撃的なオブジェ
早速テンションぶち上がり気味で、車を止めて建物に近づいてみた。
どうやら、学校の校舎をイメージしているようだ。
写真では分かりにくいが、上から二宮金次郎におしっこを掛けられそうになりヒヤリとする。
シッコする時くらい本読むの辞めたらどうだい?
- 股間がだらしないニノ
怪しい少年少女博物館は、昭和の風俗ファッションや、明治の鹿鳴館ドレスや戦時中のもんぺ姿、職業婦人服から、戦後、石原裕次郎の太陽族に、イエイエ、サイケ、竹の子族など、あっという間に散ったブームにまつわるファッションや雑貨なども、圧倒的なボリュームで展示している博物館なのだ。
またその他にも、昔懐かしいおもちゃや、ホラーなど、テーマごっちゃまぜの白昼夢の世界観を体験できる場所なのだそうだ。
チケットを買って早速中へ!
入り口は懐かしいおもちゃや、怪しい本が販売されている。
本に関しては、普通の書店ではあまり見かけないような本が売っている。
- 懐かしのおもちゃと、珍しい本
1Fの展示フロアを見ていくと、さっそく昭和に流行したであろうファッションのマネキンがある。
ニュートラとか、ハマトラとかそんな時代のものだろうか。見る人が見れば懐かしくなって微笑んでしまうのかな。
月光仮面のフィギュアもあるし、昭和30年代生まれくらいの人は懐かしくてたまらないのかもしれない。
- 懐かしのファッション達
怪しい少年少女博物館も、まぼろし博覧会同様に展示物が多くすべてはお見せ出来ないのだが、かなり大量に時代の流行したファッションが立ち並ぶ。
まちこ巻き??
- まちこ巻きであってるかな
巫女が非常に気になるが、恋みくじなどもある。
試しに引いてみた。「小吉」。
突っ込みどころのない感じになってしまった。
まあ、分かったのは「持ってない」という事。
大凶とか、大吉なら分かるけど、小吉って。
とりあえず、ご機嫌で巫女さんと写真撮影。
巫女さんも照れ笑い気味。
- 照れて笑う巫女さん
昔懐かしいおもちゃの中に、ファミコンがある。
ようやく自分世代でも懐かしさをリアルに感じる事が出来た。
しかし、自分は結構ゲーム好きだが、久々にガチの横スクロールアクション「スーパーマリオブラザーズ3」をプレイしたら下手になりすぎていて引いた。
昔、父親とか母親がマリオやっているのを見ていて、その下手さが理解出来なかったが、今なら理解ができる。
まさか、ここで親の気持ちが理解できるとは思わなかった。
- スーパーマリオブラザーズ3
ここから先に進んでいくと、ホラーエリアに突入するようだ。
2.ホラーエリアへ
怪しい少年少女博物館のホラーエリアは、夜の学校がテーマなようだ。
中に入ってみると、昔懐かしいお化けたちが暖かく迎え入れてくれる。
仕掛けも懐かしいものばかりで、怖いけどほっこりしてしまう。
- 昔懐かしいろくろ首さん
個人的にツボだったのが、「生首のぬか漬け」。
結構漬かっててニヤッとしてしまった。
- 乾燥しないようにラップしてあるみたいに見える
のっぺらぼうなんかもいるし、いまの小学生とかで知ってる子いるのかなあ?と少し考えてしまった。
夜の学校は、大人も子供知らないような世界が広がっているのかもしれないね。
- のっぺらぼうさん
ホラーエリアを抜けると、1Fの展示物は一通り周った事になる。
まぼろし博覧会よりも規模は小さいが、展示密度はかなりのものだ。
こちらも一つずつじっくり見ていると日が暮れてしまいそうな程だ。
3.二階の展示フロアへ
二階のフロアもかなりの展示があるのだが、一番目についたのが呪いの藁人形売り場だ。
こんな不謹慎な物が堂々と売っているあたりが最高だ。
一度、呪いの藁人形を打ってみたいと思っていたので、早速購入。
- 早速藁人形を購入
呪う相手をどうしようか考えたが、人を呪わば穴二つというからね。
本当は呪いたい奴結構いるけど。
あんまり気分が良いものでは無いしね。
というか、他の人の呪いも拝見したけど、結構ガチなのが多くて引いてしまった。
こんな公共の場で本気なのを書かないでよ。
- 割とガチな呪い
そして、いざ儀式を始めようと思ったら、藁人形多すぎてうまく釘が刺さらない始末。
定期的にお祓いしなとヤバいんじゃないかな?これ。
- 蛇が邪魔
ともあれ、藁人形を打ててご機嫌です
- やっぱ蛇が邪魔
うん。大満足!
4.まとめ
怪しい少年博物館は、他にもレトロなおもちゃや展示物がいっぱい。
全てご紹介できないが、「まぼろし博覧会」も近いので是非、はしごしてみると良いと思う。
藁人形を打つという参加型のワークショップもあるし、おすすめのスポットだ。