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【地域情報】日本三大ドヤ街 横浜寿町って知ってる?

神奈川県の横浜市といえば、みなとみらい・中華街・元町など国内のオシャレな観光地として有名ですよね。
また、横浜駅には高島屋・そごう・三越などの富裕層が愛用するデパートや、ルミネ・マルイ・ジョイナス、その他もろもろ一般人からの絶大な支持を受けているショッピングモールが立ち並び、良くわからない横浜かぶれは「横浜にいると東京行かないよね」などと東京をライバル視するバカもいるほどの人気スポットです。
しかし、横浜のそういった部分が仮に光の部分だとすれば、必ず闇の部分も存在しているもので、今回クラップレポートはそういった闇の部分をご紹介していきたいと思います。



1.日本がほこるドヤ街寿町

そもそもドヤ街ってなに?

簡単に説明していくと第二次世界大戦後、敗戦した日本はアメリカにより接収されてましたが、1955年にアメリカは日本から撤退する事になります。
自由になった日本は、自国を立て直すために多くの人手が必要になり、大きな職業安定所、今で言うところのハローワークみたいなものを各地に設置しました。
職業安定所では主に日雇いの仕事を多く紹介しており、日雇い労働者の為に職業安定所の周囲に激安の宿を設置しまくっていったのです。
そういった激安宿が密集した地域を宿を、反対から読んで「ドヤ街」と人々は呼んでいたのです。

現代にもドヤ街は残っている

実はこのドヤ街というのは、現在も各地に残っており、その中でも日本三大ドヤ街と言われているのが、大阪の「あいりん地区(大阪府西成地区)」、東京の「山谷(東京都上野)」、そして神奈川の「寿町(横浜市中区)」なのです。

寿(ことぶき)町は横浜市中区の関内駅を最寄駅としており、関内駅といえば県庁所在地や市役所や区役所といった建物が立ち並び、いわば神奈川県のエリート達が密集してるような場所です。
そういったエリートエリアは関内駅から港側に密集しており、寿町は関内駅を挟んで反対側に位置しています。

他の地域でも共通してそうですが、ドヤ街は現代のスラム街と言われており、治安は悪くお世辞にも環境が良いとは言えません。その理由は後述していきますが、不思議なのはドヤ街は必ず寿町のように隣の区画は富裕層エリアである事が多く、狙ってそうなったにしろ狙ってなかったにしろ、個人的には皮肉を感じざるを得ません。
特に寿町に関しては同じ区に県庁所在地・市役所・中区役所まであるといった何とも言えないベストな環境です。
以前気になって調べたところ、区も市も何とかしようとしていて、以前より大分良くなったそうですが。
なかなか難しいのでしょうね。



2.現在の寿町は闇に満ちている?

さて、ここまででドヤ街の事についての基本知識を説明してきましたが、現代の日本でのドヤ街の実態についてですが、お世辞にも良い環境とは言えず、まあ、気を使わずに言えば「スラム化」しており、治安も悪く殺人事件なども普通に起こります。

引用
NAVERまとめ

どうしてこんな状況になってしまったのか?それは、一言でいえば「時代のながれ」としか言いようがありません。
1955年~2017年の約60年間以上のあいだで、職業の多様化・生産業の自動化・サービス業のあり方など様々な社会の変化がありました。

特に、職業安定所が設置された当初は、紹介される仕事の多くは、街を豊かにする為の建設業務やインフラ整備などの仕事が多かったのですが、現代の溢れるほど建物が立ち並び、土地も少なくなってきた日本では、そういった仕事が徐々に無くなってっしまったのです。
また建設業務・インフラ整備・工場などでは機械を導入し、なるべく人の手を借りずに行っていく時代(自動化)になり、ますます職を失った人が増えました。
そういった人々がどうなっていったか想像するのは難しくないですよね。

それでも職を探して、寿町には今日も日雇い労働者はドヤ街に集まっているというのが現状です。
また、一概には言えませんが、なかにはどうしてもお金が無く犯罪を犯している人もいるとういうのが、更に治安を悪くさせている原因でもあるようです。



3.寿町の物価

ここまでの寿町の説明で、とにかく激安宿があるというのは分かっていただけたと思います。
じゃあ、一体どれくらい安いのか?また全体的な物価はどうなのか?そこの部分もご紹介していきます。

まず、寿町にきたらランチはここ!「さなぎの食堂」

さなぎの食堂では定食が300円という破格の値段!松屋さんもこれにはかなわないですね。

引用
食べログ

宿泊ならここ!「朝日荘」

・1泊 1700円(4畳)
・地デジBS対応 液晶テレビ付
・冷蔵庫付
・エアコン付
・1階にコインランドリー、コインシャワー完備
・各階に電子レンジ、ガスレンジ無料にて完備

全体的に漫画喫茶のナイトパックくらいの値段ですね。
ちなみに、自動販売機の飲み物は50円~70円程度。

とまあ、同じくらいの値段の宿や定食屋がちらほら並んでいるような感じです。
生活保護の支給額が約13.5万円/月として、これらの宿に毎日泊まるとしたら約6万円程となるそうです。
また、残りの7.5万円の行方はというと、ギャンブルか酒に走ることが多いそうですね。

また、本当に驚くことに現在は寿町の職業安定所は機能してないらしく、本当の職業安定所は関内駅の方に移動しており、今は図書館としての役割くらいしかないそうです。
現在は、地域団体が活動していて、炊き出しや医療支援を行っており、行政よりも民間団体が支えとなっているみたいですね。

まとめ

ここまで、寿町をご紹介してきましたが横浜といえば冒頭でもお伝えした通り、おしゃれな町というイメージを欲しいままにしていますが、みなさんが普段買い物をしている時や、おしゃれなお店でディナーを楽しんでいるすぐ隣の区画で、闇の部分が共存しているというのは、なんだか不思議な感じがしますよね。
まさに光と闇のように、横浜の光の部分が強ければ強い程、寿町の闇は深くなるのかもしれません。

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